既得運転免許者対象講習

既得免許者講習(法人・個人)

講習の概要(法人・個人)

アイルモータースクールでは、お仕事で自動車の運転に従事する方はもちろんのこと、一般の方(マイカー)や高齢者向けに安全運転講習を実施しています。
講習は松永九大名誉教授と弊社が共同で研究を行い効果を確認できた方法で行いますが、講習プログラムと時間等は種々のアレンジが可能です。
講習は弊社コース、車両、運転行動記録、評価装置やシミュレーターなどを利用し行います。御社の車両による講習または、出張講習も可能です。
お気軽に弊社の企業講習担当者までご連絡ください。

講習の特徴

道路交通法を守った運転・気を付けた運転をするよう繰り返し叫んでも事故を減らすのは困難

自動車の運転事故(死傷事故)は、追突、出会い頭の衝突、右折時の衝突(一般車)、または、左折時の衝突(貨物輸送車)の順で発生しており、これらの事故は、気を付けた運転をしても防止できない場合があります。また、自動車の運転免許を持った人であれば、知っているはずの基本的な道路交通法であっても、守っていない人が多いのです(例えば、一時停止の標識のある交差点の停止線で、一時停止している人は約2%以下)。
左の図は講話のみと講話+運転時映像提示の場合の効果を示しています。指導方法は、1)一時停止の標識のある交差点では、完全に停止した状態での安全確認の必要があること、ただし、多くは徐行状態での安全確認であることを講話した場合と、2)その講話+一時停止の標識のある交差点での当人の運転行動を映像に記録し、それを観察させた場合の一時停止の実施率を示したものです。講話のみの講習の効果はほとんど認められません。

アイルモータスクールでは、この調査と実験に基づき、講話と当該者の運転状況の映像記録の観察を同時に行う方式や実車運転時の安全運転度自動評価装置などを使用する方式などで、効果的な講習を行っています。

たった三つの運転法の習慣形成で事故は効果的に防止できる

人身事故は、追突と出会い頭の衝突によって約60%が発生しており、この二つを防止することが、まず重要です。一方、物損事故は人身事故よりもはるかに多く発生していますので、物損事故を防止するための教育訓練も行います。

追突は、停止距離よりも短い車間距離の走行で発生

追突の約90%は停止車両や駐車車両への衝突によって発生しており、追突は、当該運転者が運転する場合の停止距離よりも車間距離が短い場合に発生しているといえます。このような事から、追突事故を防止するためには、停止距離よりも長い車間距離(安全車間距離)での走行を行う必要があります。安全車間距離としては、4秒の車間時間保持を指導します。

出会い頭の衝突は、完全に停止した状態での安全確認で防止できる

出会い頭の衝突は、道路の交差部など停止距離よりも長い距離を見通すことのできない道路環境で発生します。出会い頭の衝突は、道路の交差部では完全に停止した状態での安全確認で防止できます(現在、完全に停止した状態で安全確認を行っている人は約5%である)。完全停止状態での安全確認を口頭での指導で行うことのできる人は大変稀です。アイルモータースクールでは、運転時の記録画像により指導します。

構内などでの物損事故の多くは安全確認よりもアクセル操作などが先行していることにより発生

自動車の運転に習熟するにつれて、アクセル操作やハンドル操作と安全確認がほぼ同時か、あるいは、安全確認よりもアクセル操作やハンドル操作が先行するようになります。このことが物損事故発生の主要因といえます。ほとんどの運転者がこの事実に気づいていないので、運転中の行動の映像記録の観察を通しての教育が効果的です。

送迎バスドライバー研修

デイサービスや保育園バス等のワゴン車を使用した送迎バス研修プログラムもご用意しています。

車両持込

お客さまの普段お乗りになっている車両での研修も可能です。

アイル既得免許者講習グループ

私たちが担当いたします。運転に関するお困りごとは何でもご相談ください。